わが国では1988〜89年に全国規模の緑内障疫学調査が行われ、その結果、40歳以上の人目のうち緑内障患者は3.56%、30人に1人と予想以上に多いことがわかりました。全国では約200万人と推定されています。ところが、その内の80%の人達が自身では緑内障に気づいていない潜在患者であることもわかりました。
緑内障は、日本を含め諸外国においても、失明原因の上位に位置します。悪化する前にできるだけ早期に発見し、治療を開始することが大切です。
自分自身で目を守るという自覚を持ち、発見の機会となる健康診断などを積極的に利用しましょう。すくなくとも年一回、定期検診を受けましょう。
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