コンタクトレンズには大きく分けてハードレンズとソフトレンズがあります。
また最近では、ソフトの中で使い捨てのものの種類が増えてきています。
【ハードレンズ】
長所 |
1.酸素をよく通すため目の負担が少ない(重要!!)
2.汚れに比較的強い
3.乱視矯正能力に優れる
4.寿命がやや長い
5.乾きにくい |
短所 |
1.違和感が強い
2.ごみが入りやすく、痛い
3.ソフトに比べるとはずれやすい |
【ソフトレンズ】
長所 |
1.違和感が少ない
2.激しいスポーツでもとれにくい |
短所 |
1.酸素を通しにくいので目に負担がやや多い
2.汚れやすく、強いアレルギーがある人には使いにくい
3.ハードに比べて矯正能力が低い
4.寿命がやや短い
5.乾きやすい |
【使い捨てレンズ】
長所 |
1.汚れる前に捨ててしまうので、清潔でアレルギーの人も使いやすい
2.普通のソフトレンズよりも酸素をよく通すものが多い
3.なくしたり、こわれても経済的負担が少ない
4.一日使い捨てタイプは乾き目にも使いやすいことが多い。 |
短所 |
1.コストがかかる。
2.ハードレンズに比べると酸素を通しにくい
3.種類がまだ少ない(特に乱視用) |
目の状態をまず第一に考え、その他にもコンタクトレンズを使う頻度や用途・予算・本人の性格や年齢などから判断してコンタクトレンズを選びます。
当医院では特に初心者の方には目の負担の少ないハードレンズをお勧めしておりますが、最終的にはご本人と相談して決めることになります。
また新たにシリコンを含むソフレンズが開発され、酸素をよく通し目の負担が少ないソフトレンズとして注目されています。
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